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ミスターグッドバーを探して


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若い女教師が麻薬とSEXにおぼれ、身をほろぼしていくさまを描く。製作はフレディ・フィールズ、監督・脚本は「弾丸を噛め」のリチャード・ブルックス、原作はジュディス・ロスナー、撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はアーティ・ケーン、編集はジョージ・グレンビル、美術はエドワード・カーファグノが各々担当。出演はダイアン・キートン、チューズディ・ウェルド、ウィリアム・アザートン、リチャード・カイリー、リチャード・ギア、アラン・フェインスタイン、トム・ベレンジャー、レヴァー・バートンなど。        <goo 映画より>

製作年 1977年
製作国 アメリカ

出演 ダイアン・キートン
    チューズデイ・ウェルド
    ウィリアム・アザートン

その当時の私にとって衝撃的な映画だった。

生活に疲れ、シングルバーで男漁りをすることで癒す・・という救いのない絶望的な女性をダイアン・キートンが演じる。
昼はろうあ学校の先生になる教習所に通い、夜は酒場で・・という生活を送る主人公・・日本で1997年に起こった東電OL殺人事件を彷彿とさせる。
当時、いろんな意味で話題になった映画だが、見終わった後の陰鬱な想いは忘れられない。

パンフレットを読み返してみて、リチャード・キアとトム・ベレンジャーが出ていたのに気づく、全然記憶に残っていないなあ。

ダイアン・キートンは当時、ウッディ・アレンと公私ともにパートナーだったが今はどうなんだろう、都会派映画の代表格だった。。





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恋のマノン


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アベ・プレポーの原作『マノン・レスコオ』の映画化。この原作の映画化は、アンリ・ジョルジュ・クルーソー監督の「情婦マノン」についで二度目である。監督は「スタンダールの恋愛論」のジャン・オーレル、脚本はセシル・サン・ローランとジャン・オーレルの共同、撮影はエドモン・リシャール、衣装はパリのデザイナー、ウンガロが各々担当。出演は「昼顔」「幸せはパリで」のカトリーヌ・ドヌーヴ、サミー・フレー、ジャン・クロード・ブリアリ、エルザ・マルティネッリ、ロバート・ウェバー、ポール・ハブシュミットなど。        <goo 映画より>

製作年 1971年
製作国 フランス

出演 カトリーヌ・ドヌーヴ
    サミー・フレー
    ジャン・クロード・ブリアリ

まず、題名に惹かれる・・一回聞いたら忘れない。
カトリーヌ・ドヌーヴ演じる「マノン」は高級娼婦、それを微塵も感じさせないエレガントさはドヌーヴならでは。
かがやくような金髪をなびかせ、一見似合わないのではと思ったウンガロの衣装を何着も着替え、着こなすドヌーヴを堪能しているだけで終わったような、あらすじは追憶の彼方・・。
でも、後半、ゴージャスな衣装から一転してジーンズにセーター、焦げ茶色の帽子を被ったラフな姿のカッコ良かったこと・・ファッショナブルだった。。





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カリブの熱い夜


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元花形プロ・フットボールの選手がロス上流社会の暗黒の世界に捲き込まれる様を危険な恋をからませて描く。47年のジャック・ターナー監督のOut of the Pastのリメイク。製作は監督も兼ねる「愛と青春の旅だち」のテイラー・ハックフォードと、ウィリアム・S・ギルモア、エグゼキュティヴ・プロデューサーはジェリー・ビック。脚本は「レイズ・ザ・タイタニック」のエリック・ヒューズ、原作はダニエル・メインウォーリング、撮影はドナルド・ソーリン、音楽はミシェル・コロンビエとラリー・カールトン、編集は「トッツィー」のフレデリック&ウィリアム・スタインカンプ、美術はリチャード・ジェームズ・ロレンス、衣裳はマイケル・キャプランが担当。出演はレイチェル・ウォード、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、リチャード・ウィドマーク、ジェーン・グリアなど。                        < goo 映画より>

 製作年 1984年
 製作国 アメリカ

 出演 レイチェル・ウォード 、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ


舞台はカリブ海に臨むユカタン半島のリゾート・アイランド、コズメル。
エキゾチックで都会的な恋愛サスペンス。

本当におしゃれな映画だった。
主役のレイチェル・ウォードはこの映画以降はお目にかかれなかったが、トップモデルだけあってスタイル抜群、ショートカットに長い脚がカモシカの様でほんとに素敵だった。日焼けした肌にブルーのワンピース姿が今も忘れられない。
そして、ジェフ・ブリッジスとジェームズ・ウッズ、二人とも好きな俳優、ジェフ・ブリッジスは最近では「クレイジー・ハート」を見たが、流石に歳はとったが魅力は失われていない。
ジェームズ・ウッズもまだまだ現役で頑張っている、個性的で素敵な俳優。

そして、何といってもこの映画は音楽が良かった。
フィル・コリンズの「見つめて欲しい」・・全米ヒット・チャートNo.1を独走したバラード・・ラストに流れるこの曲を聴くためにもう一回見てもいいかな思うほど・・今も好きな曲。。





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貴族の巣


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理想に生きようとして夢破れた、ロシアのインテリ貴族の悲劇を描いた、イワン・ツルゲーネフの同名小説の映画化。監督は「僕の村は戦場だった」のシナリオに参加した新進アンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー、脚本はワレンチン・エジョフとアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー。撮影はゲオルギー・レルベルグ、美術はアレクサンダー・ボイム、ミハイル・ドヴィグブスキー、ミハイル・ロマージン、音楽はビャチェスラフ・オフチンニコフがそれぞれ担当。出演は演劇学校在学中のイリーナ・クプチェンコ、モスクワ・ドラマ劇場所属のレオニード・クラーギン、A・ワイダ監督夫人のベアタ・ティシュキエヴィッチ、ほかに、ヴィクトル・セルガチョフ、アレクサンダー・コストムレッキー、タマーラ・チェルノワなど。

                                      <goo 映画より>


製作年 1970年
ソ連モスフィルム作品
出演   イリーナ・クプチェンコ
      レオニード・クラーギン
      ベアタ・ティシュキエヴィッチ

ただいま断捨離中、若い頃見た映画のパンブレットが数十冊・・これは捨てられない、必死で見た映画が忘却の彼方に・・ウウッ よって、少しずつup中。

この映画は見た覚えはあるのだが、ストーリーは全く忘れてしまった。
だが、主役の女優の清純で高潔な美しさは忘れられない、ストーリーを読み直すとこの女性の高潔な存在なしでは成り立たない映画、キャスティングて゜既に成功していた。。

文豪ツルゲーネフは、ドストエフスキー、トルストイなどと並んで、ほぼ同時代に活躍、ロシア文学の黄金時代を築いた。
明治に二葉亭四迷の名訳による「あいびき」(「猟人日記」より)、「うき草」(「ルージン」)等で、すっかり我が国にもおなじみの作家。





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わが青春のフローレンス


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二十世紀初頭、芸術の都から工業都市へ変わりつつあるフロレンス(フィレンツェ)を舞台に労働者として階級意識に目覚め、激動の青春を生きる若者と彼が愛した女達を描く。製作はジャンニ・ヘクト・ルカリ、監督は「堕落」「彼女と彼」のマウロ・ボロニーニ、「家族日誌」等のヴァスコ・プラトリーニの三部作「イタリア史」の第一部にあたる原作をボロニーニとルイジ・バッツォーニ、スーゾ・チェッキ・ダミーコが脚色、撮影は「王女メディア」のエンニオ・グァルニエリ、音楽は「ケマダの戦い」のエンニオ・モリコーネ、音楽指揮は「裸と猟奇の世界」のブルーノ・ニコライ、セットをグイド・ジョシアが各各担当。出演は新人のマッシモ・ラニエリとオッタヴィア・ピッコロ、その他フランク・ウォルフ、「獲物の分け前」のティナ・オーモン、ルチア・ボゼーなど。     <goo 映画>より


イタリア映画
1970年度作品

10代の頃に見たので内容は殆ど忘れていた・・・パンフレットを読み、少しずつ記憶が蘇ってくる。

オッタヴィア・ピッコロ・・ああ、そうだった・・この女優の名前で急に全体像がはっきりと・・マッシモ・ラニエリの顔もはっきりと。
若い時代はいろいろな意味で苦しく、先が見えない不安感等で押しつぶされそうな感覚の中で一生懸命生きている人々を描いている・・・。

青春映画の部類になるのだろう、青春真っ盛りの時に見たので今一つ共感できなかったのでは、今の年齢になってみると又違う見方が出来るのかもしれない、かすかに記憶に残っている古都フロレンスの風景が遠い自分の青春への哀惜をつのらせる。。

1900年頃のヨーロッパ、フロレンスはフィレンツェの事だったと今になって気づく。。




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雨のエトランゼ


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錯綜する現代社会に歪められた、異常な愛を描いた作品。監督は新鋭セルジオ・ゴッビ、仏推理大賞を受けたドミニク・ファーブルの「美しい野獣」をセルジオ・ゴッビ、ジョルジュ・タベ、アンドレ・タベが共同脚色、撮影はダニエル・ディオ、音楽は「扉の影に誰かいる」のジョルジュ・ガルヴァランツが各々担当。出演は「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガー、ヴィルナ・リージ、シャルル・アズナヴール、フランソワーズ・ブリオン、「ガラスの部屋」のアラン・ヌーリーなど。  <goo 映画>より

パリ・カンヌプロ製作
1971年度作品

何十年前に見たんだろう、二十歳前の田舎からでてきたばかりの女子学生には都会的でまばゆかった。

退廃的で謎めいた雰囲気のヘルムート・バーガーとプラチナブロンドの都会的な美しいヴィルナ・リージの二人を見ているだけで楽しめる。
ヘルムート・バーガーの出ている作品は他にも見たが、この作品より魅力的な作品はなかった。
ヴィルナ・リージ、イタリアの女優、ファッションも生活スタイルも洗練されていて、映画全体がフッショナブルな雰囲気に。。

もう一回見てみようとTSUTAYAやdmmで探したが、古すぎるのか在庫なし。





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