春の音戸大橋
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6月8日 Ⅱ
日本三大舟唄の1つと言われている
「音戸の舟歌」の調べとともに
法専寺新院が渡船に乗ってやってきた。
この渡船は
島と呉市本土を約3分間で結び
第一、第二音戸大橋が出来てもまだ現役で
島民の足となっている。
島に高校もあるのだが
夫は呉の高校に通っていたので
この渡船で通ったと言っていたなぁ。
法専寺さんは
男子が生まれず女の子二人
次女が跡を継ぎお婿さんをという事になり
縁があって
備後の浄福寺
御次男の量円さんをお迎えすることとなった。
桟橋や参道で
拍手の代わりに花を振ってお迎え。
大勢の人に迎えられ
さぞ新院さんも感激されたのでは・・
住職もこれでやっとひと安心
肩の荷がおりたことでしょう。
いつも冗談でけむにまいてしまう方が
めずらしく「うれしい、うれしい」と
素直に言っておられた。
階段を登って御入山。
歴史のあるお寺に入る事
同じ中国地方とはいえ
生誕の地ではない地域に入る事等
いろいろな想いが込み上げた事でしょうね~
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6月8日 Ⅰ
次代住職継承入山式で
「法専寺」へ
浄土真宗本願寺派
「法専寺」
代々の住職は
毛利元就の子孫が勤めている由緒あるお寺。
境内から音戸大橋を望む。
画面には写ってないが
左手に第二音戸大橋が架かっている。
小高い山の上に建っているので
町を一面に見渡せ気持ちが良い。
左手が呉市本土へ
右手に見えるのが橋から島へと続く螺旋道路。
境内にある鐘楼
据えてある鬼瓦が凄く迫力あるのだが
撮り忘れてしまった。
右後方に見えるのが第二音戸大橋。
なんといっても有名なのは
この石垣。
お寺の石垣が
「武者返し」になっているのは
珍しいらしい。
いざという時
お城として使おうとしたのではないか
と言われている。
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お風呂場を修理することになり
暫くお風呂に入れない。
なので、
車で5分程のおしゃれな銭湯「汐音」へ。
改装される前の音戸ロッジのお風呂は
古かったので一度しか入ったことはないが
新装され、設備も完備、清潔感漂う場所になっていた。
なによりサウナがあるのがうれしい~
ただ、ミストサウナなので
乾式サウナ大好きな私には物足りない
汗が流れ出るわりには実際に汗はでていないので
水風呂効果も半減。
でも、久し振りのサウナで体がかる~くなった。
1Fは和食・洋食のバイキング&軽食レストランで
2Fがスパ
3Fは和食・洋食展望レストラン
バイキングとお風呂セットのお得な料金もあるが
バイキングは一度経験すれば充分なので
次は展望レストランに行ってみよう~
結構人気のあるコースらしく
平日なのに観光バスが何台も止まっていた。
でも、流石にスパはがらあき。
詳しくはこちら。
遠出がなかなか叶わないので
知り合いが来た時やお風呂に入りに
頻繁にこようっと。
<銭湯セットの中身>
シャンプー、トリートメント、石鹸は
「牛乳石鹸COWブランド無添加」
長く使ってる商品で肌にやさしい。
ヘアトリートメントは
(株)ヤマサキ「La Sana」
ドラッグストアーの試供品でもらってから
その良さにビックリ、それからズーッと・・
濡れた髪につけるだけ。
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2012年3月にオープンした近くの『天仁庵』へ・・
このお店は130年程の歴史を持つ老舗の呉服屋さんが、以前のお店の風格を残し改装してオープン・・黒光りした柱、梁、木枠の窓がそのまま利用され、調度品なども飾りとして置かれ、重厚なムードを醸しだしている。
瀬戸内の島なので要予約の割烹も数軒あるが、カフェのランチで予約しないと無理なのはここのお店のみ。
和洋折衷のしゃれた店内は、水、塩、だしにこだわり、地元の新鮮な食材を使用している 『cafe Shunpu』、日本各地から集めた作家物の器など生活雑貨の『craft & gallery ゆらぎ』、上質なおしゃれを楽しむセレクトされた『pleasure to wear Rita』、そして、着物の『かずた』で構成され、食事をしなくても楽しめる。
県庁所在地から遠く離れた・・それも島・・いままでこういう雰囲気のお店は町になく、TVでも良く紹介されているので遠くからわざわざ来るらしい、よってランチも予約した方が間違いない・・でも、こういう形での活性化はどんどんしてほしいなあー。
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21日付の中国新聞に「イエローベル」品種登録というタイトルで記事が載っていた。
広島県立総合技術研究所農業技術センターがナツミカン系と交配した国内初のレモン交雑種「イエローベル」を開発、品種登録した。種がなく酸味を抑えたのが特徴だとか。鈴のような形から「イエローベル」と名付けたらしい。
マイルドな酸味で、生でも食べられるということなのでジュース等いろいろ応用がききそうだ。
地域をアピール、活性化というのはこういうことよne。
無理やりドラマの発祥の地ということで、安普請の建物を建て、客を誘致して現金を落としてもらおうという安易な手法。
せっかくの昔からの優美な景観が、いろいろな手垢にまみれた幟で台無しになっている。
でも、「イエローベル」というノウゼンカズラ科の花があるけど同じ名前で大丈夫なのかな?
以前、中国新聞で“姫谷焼”の特集をやっていた。
江戸時代の一時期にだけ製作されたとされる“姫谷焼”、色絵磁器の皿を中心とするやきものらしいが、伊万里焼のように洗練された絵付けでもないし、九谷焼のような仰々しさもないが、素朴な絵付けとシンプルな構図で独特の魅力があり、ひとめで心引かれた。
“姫谷焼”は福山市北部を中心とする地域に古くから伝えられてきたが、だれが、いつ、何のために製作したのかが明らかでなく、実体は謎に包まれていたという。その謎の解明は、その後実施される窯跡の発掘調査を待たねばならないらしい。
考古学的研究が進んだ現代において謎のやきものがあるということにも驚いたが、それもまた、この“姫谷焼”の魅力になっているのかもしれない。
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2月25日付、中国新聞 シリーズ『いきもの変動』に“コケ退治 LEDが効果”という記事が載っていた。
・・・陽光の差し込まない地の底に、緑が不気味に息づく。正体は、暗闇で育つはずのないコケやシダの仲間だ。山口県秋芳町の国特別天然記念物「秋芳洞」。数十万年もの時を刻む鍾乳石郡が魅了する観光地にも、静かな変動が起きている。
「観光道を照らすライトが太陽の役割を果たしているんです」。秋吉台科学博物館長が「変動」の要因を説く。・・・
コケやシダの胞子は風に乗り、観光客とともに入り込む。人口照明は光に加え、発する熱で洞内の気温を約一度上げてしまう。もともと薄暗くとも育つコケやシダには生育環境が整った格好だ。ところが、洞内の美観は緑の侵食で損なわれる。根を張れば貴重な鍾乳石郡を傷つけかけない。・・・
そんな中、山口県産業技術センターなどが協力を買って出、コケやシダの繁茂を抑えるために始めた発光ダイオード(LED)の照明実験が、成果を挙げているという。
昨秋、殺菌効果のある近紫外線と白色の二種類のLEDを詰めた照明一基を、コケが生えた地点に設置して実験、抑制効果をコケの面積の変化で追い、コンピュータで画像処理すると2月25日現在、四ヶ月間で約35%の減をみた。「LEDの殺菌効果などが表れているのでは」と四季を通じての効果を探ることにしているという。
科学の力、サイエンスが今までいきものを育ててきた、この地球を守る。
いきものの“変動”を抑えるのは、今まで文明の名の下で破壊し続けてきた側の人間が修復していかなければならないのだと思う。
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1月28日の中国新聞の“いきもの変動”という記事を読んだ。
瀬戸内海は波も穏やかであまり荒れることがない。それ故、海も湾の水温も平均していると思っていた。だが、水深の浅い広島湾は冬場、外気温の低下などで水温が8、9度まで下がるらしい。比較的暖かい海域を好む魚には住みづらい海だったらしい。
ところが、瀬戸内海の暖水化と足並みをあわせるかのように、広島湾も水温10度を下回る日数が減ってきており、その為か、今まで広島湾には「いない魚」とされてきたホシササノハベラに、産卵期の冬場、広島湾中央で命をはぐくんできたアイナメの営みが脅かされているという。
水産総合研究センター瀬戸内海水産研究所員は「魚たちが告げている異変の要因を探っていかないといけない」、暖海魚の北進がもたらす水産業や生態系への影響、有毒魚による人的被害を懸念しているという。。
陸地の変動がいきものの変動に影響を及ぼしているのだろうか?
おりしも、瀬戸内海とは距離があるが鹿児島県西之表市沖の馬毛島のほぼ全域を所有する会社が、岩国基地移転予定の空母艦載機部隊が実施する夜間離着陸訓練(NLP)などの恒常的な施設をめぐり、誘致に動いているという。
日本各地で環境への影響を度外視した動きがでている。海に囲まれたこの島国の将来はどうなるのだろうか。
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