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チャイルド44 森に消えた子供たち

 

 

 

 

ジャンル:洋画サスペンス
製作年:2015年
製作国:アメリカ
原題:CHILD44
キャスト・スタッフ:
 監督:ダニエル・エスピノーサ
 製作:リドリー・スコット
 原作:トム・ロブ・スミス
 出演:トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン 、ノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン

トム・ロブ・スミスのベストセラー小説をリドリー・スコット製作で映画化したサスペンス。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。秘密警察の捜査官・レオは、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが…。※PG12
                        (TSUTAYAより)

 

 

「社会主義国家」という「楽園」に殺人は起こり得ない。
と、いう秩序を守る為、国家保安省が暗躍する中、猟奇的な連続殺人が次々と起きていく。

レーニンの死後、党内における政争に勝利し権力を掌握したスターリン。
彼は、反政府勢力を撲滅するために密告を奨励し、秘密警察が情報の可否なく暗躍した。
主役のレオはMGB(ソ連国家保安省)の捜査官。
孤児で捜査官にまでなり、ある種の正義感を内面に秘めながらも職務に忠実に邁進し、市民から恐れられている存在。

そんな彼がある意志をもった密告により左遷され、この異常な事件の解明に動き出す。
主役のレオを演じるトム・ハーディの演技に圧倒される。
最初は悪役かと思う程のスカーフェイスだったが、内面に熱く信念を持っている男性をみごとに演じた。

この映画は次々に子供が消えていくという事件を軸にしているが、スターリン政権下の圧政、隣人の密告あるいは親が子を、子が親を・・という先が見えない恐怖感の連鎖の方が恐ろしく、この事件もまたそんな背景からくる社会状況故に生まれたような気がする。

この事件は1953年、解決をみる。
その年はスターリンの亡くなった年。

評価:★★★★☆

 

 

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コメント

こんにちは
是非見たいと思いながら、結局見なかった映画です。
社会のゆがみの犠牲となるのはいつも弱い存在
立ち向かう勇気ある行動

この映画もそんな内容だったのでしょうか。

↓すくっと立つ黄色い水仙、
その香りとともに気高さを感じる花ですね。

投稿: bluerobin2 | 2016年2月 9日 (火) 14時04分

☀bluerobin2さん
久し振りに見ごたえのある映画でした。
情報統制の恐ろしさ・・仰るようにそんな世界で生きぬくには精神性にゆがみも出てこようというものです。
実際に現在でも似た体制が存在するというのも考えさせられます。

12月頃咲く八重の水仙が今頃咲いていたり・・今年はちょっと・・ですねぇ。
本当に水仙の立ち姿は気持ちいいですね。。

投稿: 白いねこ | 2016年2月10日 (水) 11時30分

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