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中国新聞連載小説 伊集院静「東京クルージング」

 

 

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冬の音戸大橋

今年は暖冬でこんな風景を
見ることはないだろうなぁ。

 

 

「東京クルージング」という連載小説を
毎朝楽しんでいる。

伊集院静の自伝的小説かと最初おもっていたが
話はそこから人の繋がりを通して
拡がっていく。

その中に出てくる「ギャンブルの神様」・・
「いねむり先生」こと色川武大との話が興味深い。

 

人の悲しみにはいつか終わりがくるという。

「・・人間は絶望のどん底にいる時でさえ生きようとするそうです。
例えそこがどんなに深い闇の中であっても人間はかすかな光や声を、つまり救いを求めてさまよう生き物だそうです。
絶望が人を死に追いやることはないのです。
光が見えなかったり、声が聞こえなかったり、救いが見つからないことが、人間を自死させるのです。君が今、辛いことは私にも見ていてわかります。でも生きていれば必ず救いの光は差してくるそうです。
生きていけば悲しい事と巡り合うのが、私たちの“生”です。でも人間がこうして何千、何万年と、泣いたり、笑ったり、怒ったりしているのは、悲しみが終わりを迎える時があるからです。どうかそれを信じて下さい。・・」

 

この話はこの小説の最初の方に出てくる。
読み進めるうちに
この小説のテーマは
この部分かのかな~と
思いながら
今、読んでいる。

<追記>
6月5日
「東京クルージングを読み終えて・・」
upしました。

 

 

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コメント

こんにちは。
海にかかる橋、海に降る雪、海辺の町に降る雪…心が動きます。(海なし県に暮しているからか、「海にナントカ」にふれるとどんどん妄想が広がるんです。)

「東京クルージング」の言葉、しみます。「終わる時がくる」ということが、自分自身の我慢や希望の土台になっていると思いました。単行本になったら、読みたいです。

投稿: rinrin | 2016年1月14日 (木) 15時29分

☽rinrinさん
この画の場所は春夏秋冬人気スポットです。
いつかこんな感じで雪の音戸大橋を見てみたいと思っています。

人間はまた忘れる動物でもあるようです。
忘れるというと淋しいですが、時が手助けして薄らぐ、和らぐ・・という事もあるんでしょうかね~
ぜひ読んで下さい。。

投稿: 白いねこ | 2016年1月14日 (木) 21時16分

音戸大橋の景色に降る雪が降る雪が映え美しく静かな時が過ぎていく。
こんな雪の日にぼんやり眺めてみたい…。

一時伊集院氏の小説やエッセーばかり読んでいた時があります。
なのに『いねむり先生』は友人にも勧められたのにまだ読んでいません。
『東京クルージング』が気になるので、本になるのを待つことに。

投稿: うらら | 2016年1月16日 (土) 13時42分

☽うららさん
麻生美世先生の画です。
めったに雪が積もる事がない地域ですが、いつかはこんな感じでこの場所に立ってみたいです。

伊集院さんは奥様を亡くされ、苦しく、お酒、ギャンブルにあけくれていた頃「ギャンブルの神様」に出会ったようです。

投稿: 白いねこ | 2016年1月16日 (土) 20時48分

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