3月28日
橋を渡って美術館へ・・
館内は撮影禁止。
まず、コレクションの膨大さにびっくり。
展示されているのは、「古根付」、「現代根付」、「古印籠」、「現代印籠」、「緒締」。
「根付」は、印籠や煙草入れなどを帯から提げる際に、抜け落ちないよう紐の端に付けられた留め具。文化・文政時代から江戸末期にかけて最盛期を迎え、この頃までに作られた根付を「古根付」と言う。
「印籠』は、薬などを入れ腰に付けて携帯した容器のこと。初めは印判や印肉を入れたことから、印籠と呼ばれている。多くは平たい長方形で、三段から五段くらいに分割され、各段の両脇に通した紐で連結する。先端には留め具としての根付を取り付け、根付と紐の間にある緒締で、各段の開閉を調節する。
「緒締」は印籠と根付の間にあって、印籠の開閉を調整し、二本の紐を一本にまとめる役割を持っている。根付よりもさらに小さなもので、実に精巧な彫刻が施されている。
当時の人々は印籠・根付・緒締をどのように組み合わせるかも楽しみのひとつで、図柄や素材、意匠などに込められた内容を考えたり、隠された意味を想像したりすることは、粋な遊びであり、教養を示すものでもあった。
<パンフレットより>
各作品の銘も「酔いどれ狸」、「ごっつぁんです」、「ガンバレ日本」等、意表をついた銘が面白い。素材は彫刻を施すためか、象牙、黄楊が多い。
数的には現代の作品が圧倒的に多いが、技術、美術的には古いものに及ぶべくもなく、現代作品の前は駆け足で、古い物はじっくりと・・
今回の収穫は、「緒締」・・印籠・根付より派手にならず、それでいて存在価値は一番輝いていた。
美術館専用の駐車場は満車状態。
少し小雨まじりだったが、桜は満開。
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気温19℃、小雨混じりの気候
今日こそは着物でと・・思ったが・・やはり、いつもの活動的な格好に・・
何かさみしいな~・・と、思ったら・・アクセサリーを付け忘れてup・・急いで追加。
小物は重要、合うのがなかったら時計ひとつで感じが変わる。
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