'14 3月の庭
去年のクリスマスリースを庭のテーブルの上に置いておいたら、ご覧のとおり。
ローズヒップと百日紅の種が残り、ヘクソカズラの黄金色の実だけがなくなっていた。
出入りのある場所なのに・・行きつ戻りつしながら食べたんでしょうね~
生まれたばかりの柔らかい薔薇の新芽も・・
モクレン科のレンギョウ(連翹)、花の開きかたが木蓮のそれに似ている。
この季節は黄色の花が目立つ、他所の場所でミモザを見かけると、柔らかく、暖かい春がやってきたな~と実感。
朱色のぼけの花も満開。
果実が瓜に似ており、木になる瓜で木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したといわれているが、可愛らしい花に似合わず実は大きく表面もごつごつしており、最初見つけた時は何かの卵かと・・
ムスカリがつくしのようにヤブランの間から・・
雛の節句に大活躍したあんずの花も満開。
これから一雨ごとに暖かくなり、木の芽起こしの雨が降り、植物がいっせいに活動を始める季節に・・
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木蓮の木の下にいた。
枯葉の色と同化して最初は分からなかった。
ジッととして動かない。
けがをしているんでしょうか。
少し不気味だがなんとも魅力的な模様に惹きつけられ、暫く見入ってしまった。
<追記>
名前は「イボタガ」とわかった。
美しい模様を持つ大型の蛾。
模様から恐らくフクロウに擬態していると思われる。前翅の先端部には鳥の羽の模様、目玉模様には陰影まで表現されている。後翅には口ばしに相当する黄褐色の模様がある。
このような模様を持った本種が木に止まっていると、小鳥やネズミなどは天敵であるフクロウと見間違って逃げてしまうのだろう。後から知ったことだが、英名はやはりフクロウガ(Owl moth)であった。
幼虫は初夏に土中に潜り、繭も蛹室も作らずそのままやや赤味を帯びた黒い蛹になり、翌春に羽化する。 <Mushi Navi>より
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