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割烹着を着た科学者

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理化学研究所と米ハーバード大のチームが画期的な論文を発表した。
筆頭著者の「小保方晴子」センター研究ユニットリーダーは30歳、企業の受付に座っても違和感がなく・・今までの研究者のイメージを一新したことでも話題に。

その論文は、成熟した体の細胞を、いとも簡単に受精卵の様な状態にまで巻き戻すことができることを示した画期的な内容だという。

最初に発見されたES細胞や山中教授が開発したiPS細胞より猛烈に簡単な方法で質の高い細胞ができる「第三の万能細胞・・STAP細胞」は、細胞を酸性の溶液に一時的に漬け、細胞にとってのストレスによって“若返り”が起きたという内容で、染色体に異常は見られないという。
きっかけは、極細のガラス管を使ってマウスの脳や皮膚など様々な細胞から幹細胞を取り出す実験を進めると、想定以上の幹細胞が取り出せた。細胞は細い管を通ることでストレスを受け、いろいろな細胞に変化する前の幹細胞にもどっているのではないかと考えたという。

細胞の“初期化”と理解すればいいんでしょうが、なんかキツネにつままれたような感じ・・研究者のあまりの若さと、簡単な方法で今までの万能細胞を超え得る質の高い細胞が出来たことに・・・・

こうしてみると、ストレスっていうのは全てに影響するんですねー。

ちょうど朝刊の“天風録”に次のような記事が載っていた。
果物のような濃厚な甘みでしられる高知県のトマトも水をほとんどやらず、あえてストレスを与えることによって、トマトは栄養分を実に送る。旨みを最大限引き出す栽培法だという。




 

 

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社会情勢」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
牡蠣船が浮かんでいますね。

まだネズミちゃん段階の様だけど、科学はどんどんこういった方向に進んでますね。ちょっと空恐ろしい気がして。。。

適度なストレスが人間を精神的に成長させるというのはよくいわれることだけれど、そういうことを細胞レベルにつかってみたってことなのかしら。

投稿: bluerobin2 | 2014年2月 3日 (月) 08時14分

*bluerobin2さん
こういう風景は見慣れているので、あまり写真に撮ることはなかったんですが、コンパクトに収まった風景は別物だなーと・・これが写真の良さなんでしょうか。

こういう実験をすると、“神の領域~”という意見が・・
細胞が初期化できるとなるともう物理学、化学、工学、生物学、医科学の世界・・

植物では、ストレスに応じて細胞が未熟な状態に戻ることは知られていたようですが、動物ではありえないと考えられていたようです。

投稿: 白いねこ | 2014年2月 3日 (月) 21時40分

 本論に入る前に、白いネコさんのポロリとこぼす一言に抜群のキレを感じることがあります。(それが楽しみで、このサイトをのぞいているのですが。)御指摘の、植物とストレスの関係は、今、ひとつのトレンドです。
 アンデス原産の野菜であるトマト、ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャなどを、原産地アンデスの環境に似せた、厳しい寒冷気候と荒れた土地で生育させたものが、プレミアム野菜として現実に出荷されています。また、品種改良されていないアンデス原産種が市場に出るようにもなりました。日本では「アンデスの目覚め」と銘打った原産種ジャガイモを、何と割烹料亭で食べたことがあります。色が、ゆで卵の黄身のようで、舌触りも同様にネットリとしていて、味と甘みが濃厚なこと、ほとんど栗のよう。
 昨年放映されてヒットした日本映画「奇跡のリンゴ」は無農薬栽培のリンゴがテーマでしたが、根底にあるのは、厳しい環境で育てるというストレス付き栽培です。

 これらの思考の出発点にあるのは生物の多様性です。生物というのは多様であるがゆえに、何が起きるか分からない。何かの刺激やストレスによって、前向きに変化するものもあれば、後ろ向きに変化するものも有り得る。STAP細胞は、まさにこの「後ろ向きの変化」を、アホらしいほど簡単な操作で作れるというのが画期的なところなのですが、さて、マスコミで飛び交う雑音を取り除いて、原点に返れば、今回の事件も、論文の偽造、捏造が問題になってはいても、誰も、どんな偉い人も、STAP細胞の存在自体を否定はしていません。まさに、有るか無いかと問われれば、無いとは言えない、の状態で中ぶらりんになっていると言っていいでしょう。
 筆者、小保方晴子という名前と顔が発表されたとき、オボカタハルコの発音がオボコに聞こえました。それほどに、彼女の表情は初々しく、まさに「オボコ娘が何かに恋をした」のがそのまま顔に出ていました。あんな表情は、ウソや詐欺を背景には絶対に作れません。ほぼ同時期に出た、作曲詐欺の佐村河内守が、サングラスと長髪ですべてを隠していたのとは対照的です。STAP細胞というのは、本当にできたんだ。その喜びを彼女は体中で素直に表現し、筆者も何の違和感もなくそれを受け入れ、信じ、未だにそれは揺るぎません。
 (全く余談ではありますが、同時期、ソチオリンピックのスノボー大回転で銀を取った竹内智香とオボコは同じ30歳なのですが、スポーツ選手ながら、竹内の方がえらく年配に見えたのは筆者だけなのでしょうか。)
 さて、もう一方の詐欺・捏造の立役者、佐村河内守。髪とヒゲを伸ばせば麻原彰晃、髪とヒゲを剃ったらホリエモンと、その風貌は初っ端から現在まで曲者丸出しなのですが、筆者、彼には一定の評価をしています。
 実は筆者、二人羽織の手足役、作曲家新垣隆氏を、地元香川はさぬき市、志度音楽ホールで、地元女性ヴァイオリニストのリサイタルの伴奏者として舞台に上がったのをナマで見ています。斜視手術前のテリー伊藤の線をさらに細くしたような、はっきり言って、佐村河内とは対照的な風貌で、性格も実際、そのような細い線の人だったのでしょう。しかし、その作品群は確かに名曲揃いで、ソチオリンピックで高橋大輔が使った「ヴァイオリンのためのソナチネ」は言うに及ばず、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」あたりは、筆者、歴史に残る大作と確信し、今では発売中止となっている佐村河内守銘のCD、DVDは全部持っています。
 クラシック音楽マニアを自認する筆者から見ると、名門桐朋音楽大学で現代音楽の作曲を教える新垣氏が、一時代前の後期ロマン派の作風丸パクリ(実際、佐村河内は、この作品は、ブルックナー、マーラー、ヴァーグナー、ショスタコービチのオマージュだと堂々と公言して売りにしていました。)の作品など発表していたら、本業の現代音楽作曲科のセンセイの存在意義はなくなっていたでしょう。まずは、佐村河内がその構想を新垣に託し、新垣がそれをオタマジャクシに具現化し、そして佐村河内が自らの名で売り込む。この絶妙のコンビネーションがあって初めて世に出た作品としか言いようがありません。そういう意味では、筆者、音楽プロデューサーとしての佐村河内の能力は今でも高く評価しています。そして、その作品群は再リリースされるべきでしょう。
 佐村河内の暴走が過ぎて、二人羽織ができなくなって露見した今回の事件ですが、両名が徐々に正体を明かし、共同作曲家としてでもソフトランディングすれば、両名とも生き残れたと思えます。誠に残念です。

 偶然なのかどうか、この佐村河内事件が露見する発端となった、新垣隆氏の暴露告白記事が載った週間文春2月13日号に、奇しくもオボコさんの特集記事が出ていて、中学、高校時代の写真が出ていました。別紙で、アメリカ留学時代の彼女の写真も見ました。少々とんがった高校卒業時の写真、アメリカで世界に片意地を張った留学時の写真。若いときの彼女よりも、今の彼女が一番、自然体で美しい。(筆者もオジンになって、女性を見る目のキャパッシティーが広がったこともあるのでしょうが。)一刻も早く再現実験を試みて、白日のもとにSTAP細胞を生き返らせ、自らも生き返って欲しいです。

投稿: それでもオボコと佐村河内を信じる:近藤昌紀 | 2014年3月29日 (土) 10時22分

*近藤さん
興味深い記事、ありがとうございます。

私もブログに記事をのせたので、総括しようと思うのですが、総括できるほどの具体的なものが出てきていません。
今のところ、先走ってしまったという印象で、彼女の背景にいろいろな思惑がからんで、がんじがらめな状態もあるのかなという感もいなめません。

佐村河内氏については、近藤さんのような感じ方をする意見があるのは理解できます。
でも、彼はその境界を最初から守る気もなく、スタートラインから虚構でなりたっていた・・そう考えると、そこに価値は見出すことが私にはできません。

そして、二人に共通する最も罪深いことは、弱い立場の人に希望を与え、その希望をみごとに奪ったことです。
まだ遠くほの暗い光が、もうすぐま近に迫って来ると思わせて・・その光を奪ってしまった。その残酷さに二人は気づいてもいないし、真摯に謝罪もしていません・・。

投稿: 白いねこ | 2014年3月30日 (日) 18時21分

6年も前の記事に今頃失礼いたします、m(__)m
音楽も細胞も全く無知なわたしですが、
佐村河内氏、小保方氏、ご両名とも、
”人々に希望を与え、その希望を見事に奪った”ことに、同じ思いが致します。
NHKのプロフェッショナルで、佐村河内氏を始めて見知ったのですが、
その卓越した才能に、圧倒されながら、暗く冷たい夜の海のシーンでふと立ち止まってしまいました。
なんか、この人、、、嘘っぽい、、、

小保方氏の登場にも、おばさんは心躍りました!、が
ある時、きれいな割烹着の袖口から、彼女の服の袖がのぞいているのを見たとき、、、この子、嘘っぽい、、、
・・・割烹着は、服を汚さないための作業着で、衣装じゃないのに、、

その後の疑惑の展開を、残念な思いではいけんしておりました、、、

投稿: きぬえ | 2020年12月25日 (金) 00時45分

☂きぬえさん
このところパソコンを開けてなかったので、コメント遅くなってしまいました。

いえいえ、前の記事を読んでいただいてうれしいです。
そうですか、きぬえさんは直感が鋭いですね、私は最初はすごいなぁーとただただ感心しきりだったんですが、問題が起こった後の対応で不信感が募りました。
今、この記事を読んでみると厳しい事を書いたなぁと・・
夫は中途障害の身なので、彼らがどんな想いで再生医療の記事を見聞きしていたかと思うと少し興奮したのかもしれませんね。。

投稿: 白いねこ | 2020年12月27日 (日) 21時30分

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