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in the Mood of Love 花様年華

in the Mood of Love 花様年華

  • 製作年:2000年
  • 製作国:香港
  • 原題:花様年華/IN THE MOOD FOR LOVE
  • 「欲望の翼」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ監督がトニー・レオン、マギー・チャン主演で描く大人の恋愛ドラマ。1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウ夫妻がアパートに引っ越してきた日、隣の部屋にもチャンが夫と引っ越してきた。チャンは商社で秘書として働いている。ふたりとも忙しく、夫や妻とはすれ違いが多かった。やがて、チャウは妻がチャンの夫と不倫していることに気づく。怒るチャウは復讐心からチャンに接近するのだが……。

    監督:ウォン・カーウァイ                                 
    撮影:クリストファー・ドイル 
    出演:トニー・レオン、マギー・チャン、レベッカ・パン、スー・ピンラン、レベッカ・パン、ライ・チン 

    映画賞:
    2000年 カンヌ国際映画祭
    【男優賞】 トニー・レオン                  

    2001年 NY批評家協会賞
    【外国映画賞】 【撮影賞】 クリストファー・ドイル

                            <TSUTAYA より>

前回見た「恋する惑星」と同じウォン・カーウァイ監督と撮影クリストファー・ドイルのコンビ。
「恋する惑星」が1994年作、それから6年、あの若さあふれるエネルギッシュな作品からなんとも大人のムードあふれる洗練された作品を作り上げた。

互いに自分の夫、妻に不倫された側の男女のふれあい、心の機微を淡々と描くのみ、お互い好意を持ち始めるが決してマギー・チャン扮する女性はそれ以上の線は超えない・・強引に超えようとはせず女性をみつめる男性にトニー・レオン・・トニー・レオンの抑制する大人の視線に魅了される。

起承転結を映画に求める人には物足りないだろうが、どこを切り取っても絵になる映像、ショット・・このまま終わってしまうんだろうなと思いながらも最後まで映像美に目が離せない・・マギー・チャンの襟を高くしたチャイナドレス姿に女性ながらウットリ・・。
書評に「お客さんが見えたときなどに,バックで画面で再生して,雰囲気をシックに演出するなどに使いたい作品です。」と・・納得です。

この映画は、『欲望の翼』から『2046』へと続いている3部作・・『2046』はキムタクが出るということで話題になったあの映画。
メインで使われている曲は対照的な2曲、1曲は日本人・梅林茂の『夢二のテーマ』、もう1曲はナット・キング・コールの『キサス・キサス・キサス』・・この2曲のBGMが美しい映像、そこに醸し出す情感を一層盛り上げている。




評価:★★★★☆




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コメント

私、この映画を観ていませんので
白いねこさんの解説を読んでいて、がぜん興味を持ちました!
近いうちに観てみたい作品です~♪

投稿: komichi | 2013年11月 7日 (木) 22時34分

*komichiさん
この当時の香港の雰囲気・・ちょっとエキゾチックで熱気があって・・その中で展開するクリストファー・ドイルの映像が魅力的です。
やはり、映画はいいですねー、非日常の世界にその時間だけどっぷり漬かれて・・♪

投稿: 白いねこ | 2013年11月 8日 (金) 20時44分

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