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2013年11月

報恩講


今年も報恩講の時期がやってきた・・

この地区は25日、その日は午前と午後来客があるので26日にしてもらう。

『報恩講』とは親鸞聖人のご命日をご縁として、遺徳を偲びながら念仏する・・浄土真宗において最も大切な法要といわれている。

いつもは住職さんがみえるのだが、こちらが予定を変更したため若いお坊さん・・お坊さんによって法話の切り出し方もいろいろ。
若い頃の私は宗教というもの全てに偏見をもっていて、法話を聞くときも肩に力が入り、斜に構えて聞いていた・・今の私は法話が「子守唄」の様に心地よい・・別に信心している訳ではないのだが、一言一言がスーッと入ってくる・・そうなると、「みー」も横で気持ちよさそうに得意の眠り技・・私より「我」の強い相方も気楽に聞いていて・・狭い和室に穏やかな時が流れていく小春日和の一日でした。


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いつも、御茶うけは何にしようか迷うのだけど、今年は「蒸しまんじゅう」に・・自分が食べたくなったから・・

これは「利休まんじゅう」、作り方はこちらと同じ、皮にいれる砂糖を2/3程黒砂糖に替えるだけ、あとは同じ作り方で大丈夫。




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日の名残り

日の名残り

  • 製作年:1993年
  • 製作国:イギリス
  • 原題:THE REMAINS OF THE DAY

日系の英国作家K・イシグロのブッカー賞受賞作を基に「眺めのいい部屋」のJ・アイヴォリー監督が、侯爵に忠実な執事として徹底的にストイックに生きた一人の男の悲哀を描いた物語。恋を知らぬ彼は安っぽい恋愛小説に慰めを得、それを女中頭に見つかり頬を赤らめる。互いに愛情を感じながらもその感情を抑えこんでしまう彼に、彼女は待ちきれず、彼の友人と結婚し町を去る。戦後、侯爵がこの世を去り、ようやく自由を感じた彼は女中頭を訪ねるのだが……。

原作:カズオ・イシグロ 
出演:アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、ジェームズ・フォックス、クリストファー・リーブ、ピーター・ボーン、ヒュー・グラント、ミシェル・ロンズデール、レナ・ヘディ、ベン・チャップリン
映画賞:1993年 LA批評家協会賞   【男優賞】 アンソニー・ホプキンス

                                      <TSUTAYA より>

 

昔一緒に働き、好意をもっていた女性を訪ねる「ロードムービー」かなと思っていたら、しみじみとした恋愛映画でした。

侯爵家の執事として個を捨て、プロフェッショナルとしてストイックなまでに仕える生き様・・気配を消しているのにその存在感・・スティーブンスを演じるアンソニー・ホプキンスの静の演技はみごととしか言いようがない。
その執事が唯一表情を和らげる女中頭ケントンにエマ・トンプソン・・私立の寄宿舎の寮長のような、いかにもイギリスにいそうな規律優先タイプに見える女性を好演、その女性がお酒の勢いを借りて、それでもオブラートにくるんで告白しても、自分の位置を守りきる執事・・切ないシーンです。

時が流れ、侯爵家も没落し、クリストファー・リーブ演ずる米国人富豪に仕える・スティーブンス・・仕事の件で二人は再会する。
人生の黄昏に足を踏み入れる年代に入り、20年振りに再会した二人は、お互いの気持ちが昔と変わらないのを認識しながらも口にすることなく・・また、別々の道を・・この別れは永遠の別れになるとお互い思いながら・・

雨の中のバス停で見送るケントンの表情は切ない・・でも、こころなしか輝いているようにも・・この世に自分と同じ思いを抱いて生きていく人がいるという幸せ・・そんな風に感じた。

時を経て、スティーブンスもこの新しい主人の元で少し変わっていくのかも・・と、思わせるラストです。

この映画のもう一つの見どころは、さすが大英帝国と思わせる重厚な映像・・調度品、フルセットの食器で飾られたテーブルセッティング等々見どころいっぱい・・使われている食器は「ロイヤル・ドルトン」か「ロイヤルクラウンダービー」でしょうね~・・みごたえあります。

作者のカズオ・イシグロは純粋の日本人、日本人でここまで英国を表現できるのか・・と、思っていたら、幼年期に渡英、その後帰化、英国人女性と結婚し日本語は殆ど話せないそうです。

評価:★★★★☆




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『天仁庵』


2012年3月にオープンした近くの『天仁庵』へ・・

 

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このお店は130年程の歴史を持つ老舗の呉服屋さんが、以前のお店の風格を残し改装してオープン・・黒光りした柱、梁、木枠の窓がそのまま利用され、調度品なども飾りとして置かれ、重厚なムードを醸しだしている。

瀬戸内の島なので要予約の割烹も数軒あるが、カフェのランチで予約しないと無理なのはここのお店のみ。

和洋折衷のしゃれた店内は、水、塩、だしにこだわり、地元の新鮮な食材を使用している 『cafe Shunpu』、日本各地から集めた作家物の器など生活雑貨の『craft & gallery ゆらぎ』、上質なおしゃれを楽しむセレクトされた『pleasure to wear Rita』、そして、着物の『かずた』で構成され、食事をしなくても楽しめる。




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県庁所在地から遠く離れた・・それも島・・いままでこういう雰囲気のお店は町になく、TVでも良く紹介されているので遠くからわざわざ来るらしい、よってランチも予約した方が間違いない・・でも、こういう形での活性化はどんどんしてほしいなあー。




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『竹久夢二・高畠華宵とその時代』


久し振りに橋を渡って・・

目的は呉市立美術館で10月12日から開催されている『大正ロマン・昭和モダン 竹久夢二・高畠華宵とその時代』を鑑賞に・・


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呉市立美術館は入船山公園の中にあり、美術館に至る「美術通り」は赤レンガ風のインターロッキングブロックが敷かれ、道端には17点の彫刻やオブジェが点在・・「日本の道百選」、「ふれあいの並木道30選」に選ばれている。

通りは一方通行ながら車も通れ、夏の暑い日、ここを通ると目にも身体にも一瞬涼しさを感じさせてくれるオアシスのような場所。




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美術館の入り口・・入船山公園は日本の歴史公園100選にも選ばれ、美術館の横に枯山水の庭が拡がる。




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館内は撮影禁止・・

『大正ロマン・昭和モダン 竹久夢二・高畠華宵とその時代』と銘打ってあるだけに、館内はその当時の香りに満ち溢れ、作者不詳を含め総勢50人、255点の作品が・・見ごたえがありました。

その中でも、「竹久夢二」、「中原淳一」、「蕗谷虹児」の作品数が群をぬいており、改めて「竹久夢二」の、その個性、才能を実感・・木版画、肉筆画、オフセット版画、木版画、素描・・収穫は、私的な手帳に鉛筆で描かれた素描のデッサン・・巧みさに見とれました。




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in the Mood of Love 花様年華

in the Mood of Love 花様年華

  • 製作年:2000年
  • 製作国:香港
  • 原題:花様年華/IN THE MOOD FOR LOVE
  • 「欲望の翼」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ監督がトニー・レオン、マギー・チャン主演で描く大人の恋愛ドラマ。1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウ夫妻がアパートに引っ越してきた日、隣の部屋にもチャンが夫と引っ越してきた。チャンは商社で秘書として働いている。ふたりとも忙しく、夫や妻とはすれ違いが多かった。やがて、チャウは妻がチャンの夫と不倫していることに気づく。怒るチャウは復讐心からチャンに接近するのだが……。

    監督:ウォン・カーウァイ                                 
    撮影:クリストファー・ドイル 
    出演:トニー・レオン、マギー・チャン、レベッカ・パン、スー・ピンラン、レベッカ・パン、ライ・チン 

    映画賞:
    2000年 カンヌ国際映画祭
    【男優賞】 トニー・レオン                  

    2001年 NY批評家協会賞
    【外国映画賞】 【撮影賞】 クリストファー・ドイル

                            <TSUTAYA より>

前回見た「恋する惑星」と同じウォン・カーウァイ監督と撮影クリストファー・ドイルのコンビ。
「恋する惑星」が1994年作、それから6年、あの若さあふれるエネルギッシュな作品からなんとも大人のムードあふれる洗練された作品を作り上げた。

互いに自分の夫、妻に不倫された側の男女のふれあい、心の機微を淡々と描くのみ、お互い好意を持ち始めるが決してマギー・チャン扮する女性はそれ以上の線は超えない・・強引に超えようとはせず女性をみつめる男性にトニー・レオン・・トニー・レオンの抑制する大人の視線に魅了される。

起承転結を映画に求める人には物足りないだろうが、どこを切り取っても絵になる映像、ショット・・このまま終わってしまうんだろうなと思いながらも最後まで映像美に目が離せない・・マギー・チャンの襟を高くしたチャイナドレス姿に女性ながらウットリ・・。
書評に「お客さんが見えたときなどに,バックで画面で再生して,雰囲気をシックに演出するなどに使いたい作品です。」と・・納得です。

この映画は、『欲望の翼』から『2046』へと続いている3部作・・『2046』はキムタクが出るということで話題になったあの映画。
メインで使われている曲は対照的な2曲、1曲は日本人・梅林茂の『夢二のテーマ』、もう1曲はナット・キング・コールの『キサス・キサス・キサス』・・この2曲のBGMが美しい映像、そこに醸し出す情感を一層盛り上げている。




評価:★★★★☆




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10月の雑草


いよいよ雑草も少しずつ消滅・・元気なのはセイタカアワダチソウとススキ・・


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ノブドウの実・・花は夏に開き、花の形はヤブガラシとよく似ている。果実は淡い紫色を経て空色に熟す。空色の果実は独特な色で、ラピスラズリを思い出す。
花期7~8月。




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掃溜め菊 ?

白い花の色を見かけなくなったこの時期、コンクリートの隙間から小さな花が顔を・・名前の割には小さな可愛い花を付けている。
一年草、花期6~11月




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近くの駐車場の隙間から・・

手前からセンダングサ、セイタカアワダチソウ、チガヤ・・6月に白い穂をつけて、たなびいていたチガヤも今は葉だけを残し。
セイタカアワダチソウの花期10~11月。


♪この坂を登ったら、正面に山があります~この坂を下ったら海があります~その中間がおうちです~♪♫




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