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「台所のオーケストラ」  高峰秀子


これは料理本なのです・・


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まず、ハードカバーの装丁が素晴らしい。

安野光雅さんの水彩画・・こんな台所でなら一日中、いろんな事をしていたい・・今どきのシステムキッチンにはないぬくもり、解放感に満ちている・・。

広々として、パンもケーキも焼き放題・・バーベキューだってへっちゃら、南仏の田舎の台所ってこんな感じ ?

憧れの台所の姿と高峰秀子さんの名前で、あまり中身を良く見もしないで購入した本ですが大正解・・愛読書となっております。




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肝心の本文はご覧の通り、小説とみまがうような作りになっており、和風、洋風、中華風と分けてあり、市販の調味料を利用したソース、タレ、つけ汁の合わせ方のコーナーがとっても使えるのです。

そして、その料理に関するエッセーがまた洒脱・・それだけでも本にできるような・・一冊で2倍楽しめる本になっております。

「手間ヒマかける時間はない。でもサ、チョット目先の変わったものは食べたいわ、それも買い置きの材料を使って、チョコチョコッと作れるやつを・・
そういう怠け者の情熱家のために、私は、私の貧しいレパートリーの中から、3分から小一時間ほどで出来上がる、私流の即席インチキ料理ばかりを選んで書いてみた・・」

と、ご本人は仰っている・・まさにそんな本です。。




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徒然の読み物」カテゴリの記事

コメント

高峰秀子さんのこの本のことは知りませんでした!
彼女の文章は妙な甘さがなくて、とても好きです~♪
私も手に取ってみたい~~!

投稿: komichi | 2013年8月 6日 (火) 13時10分

*komichiさん
小さい頃から大人の中で生きてきた高峰さん、食べ物も美味しいものを食べつくしたうえでのシンプルな料理・・参考になりました。
そうなんですよねー、江戸っ子口調のキレのいい文章は後味爽やかですー。。

投稿: 白いねこ | 2013年8月 6日 (火) 20時24分

「あ、いいな」と思いつつ、これ購入したような気もします…。
とにかく読んだ記憶あり、なので明日捜してみます。

食べ物や調理とかエッセー本大好きでした。
なんか白いねこさんは文もきりっとした感じで、高峰秀子さんにだぶるなあ。

投稿: うらら | 2013年8月 7日 (水) 21時20分

*うららさん
昭和57年第1刷1,000円で購入、載っている料理はお気に入りの様で、他の雑誌に写真入りで載っているのを見たことがあります。

>高峰さんにだぶるなあ。
今日は朝から気分がいい・・ふふっ

投稿: 白いねこ | 2013年8月 8日 (木) 11時06分

こんにちは
表紙の絵と本の題名がぴったり
台所ではありませんが、整理整頓されたあまりにもすっきりした場所では仕事にならないといったようなことを聞いたことがあります。
このようにいろんな種類の器材がどこにあるかきちんと把握して、それをどこで使うのか、指揮者である高峰さんがオーケストラを指揮するように料理をつくってらしたってことが表紙を見ただけで想像できますね。
きっぱりしたご気性そのままに、頭の中の沢山の引き出しはかなり整理されていて、それをうまく使いこなして、さらっとシンプル料理でしょうか。読んでみたい本です。

投稿: bluerobin2 | 2013年8月 9日 (金) 07時26分

*bluerobin2さん
高峰さんの台所・・おめがねに叶った使い易く、愛すべき道具でいっぱいだったんでしょうねー。
私の様に髪ふり乱してではなく、優雅にコンタクトをふるう様に・・。
頭の中の引き出しは2つではないかと・・好きか嫌いかの・・♪♪

投稿: 白いねこ | 2013年8月 9日 (金) 11時21分

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