6月の雑草
春の雑草が終わり・・夏の雑草へ
ノゲイヌムギだと思うんだけど、カモジグサはもう少し穂が長く葉がもっと長く広い。
多年草、花期4~7月。
チガヤ、群生することから千のカヤという意味らしい、穂も葉も繊細で群生した群れが風に揺れる様は好ましい。多年草、花期5~6月。
エコノログサ、穂を子犬の尾に見立てて犬の子草、別名ネコジャラシ・・野の花と一緒に投げ込むと風情がある・・特に紫の花。一年草、花期8から11月。
以上、近所の駐車場・・広く整備されているのに高くて借り手のない・・で、ウチの庭にはない雑草が生え放題の駐車場にて撮影。
長柄小蜜柑草、コミカンソウに比べて、花柄が長いことから。
花は上部の葉脇につき、花柄が長くいため、上から見ると葉の上に1つの雌花や果実が乗っているように見える。花期は7から11月。
ママコノシリヌグイ、今年初めて庭で見る・・今まで雑草に焦点をあてていなかったので、見つけられなかったんでしょうねー。
継子の尻拭、刺で継子の尻を拭う草という意味、別名、トゲソバ・・この名前を付けた人はよほど心根が曲がった人なのか、実際にその場面を見た人なのか・・いづれにせよ、一回聞いたら忘れられない名前。一年草、花期5~10月。
ヒメジオン、ハルジオンに非常によく似ている。ヒメジオンは茎に白い髄が詰まっているけど、ハルジオンは中空。
熱いさ中、この小さな花が凛として直立している姿をみるといじらしい。1~越年草、花期6~10月。
花の終わったユキノシタを上からみる。
ひとつの花の枝が、全く相似形で規則正しく伸びているのに驚く。
庭の雑草と言われる草花もよくよく見ると、新鮮な驚きに満ち満ちている。。
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コメント
夏草の茂る季節になりましたね。
このエノコログサ、水彩で描いたことがありますがなかなか絵になります。そうそう他の野草と一緒に生けても流れるような線がいいですね。
チガヤはネコジャラシじゃないけれどこれでちょっとほほをなでるとなかなか優しくて気持ちがいい。色も素敵なので束にしてしばらく吊るしていたことがあります。結構ドライの状態で長持ちしました。
気の毒と思える名前をつけられた野草は多いですがおっしゃるように一回聞いたら忘れられないといった意味では「よくぞつけて下された」と、草に心があったなら思ってることでしょうね。(*^_^*)
投稿: bluerobin2 | 2013年6月28日 (金) 16時37分
*bluerobin2さん
きりがないので、雑草もウチの庭だけ・・と決めているのですが、最近、外を歩いていると他の雑草が目に入り、これは何という名前なんだろうとつい思ってしまいます(汗
今日、TVでブーケを作っていたのですが、小判草がいい味を出していました・・エノコログサも使い勝手がいいですよね。
ほんとですねー、忘れられるよりはいいかも~ですね♪
投稿: 白いねこ | 2013年6月28日 (金) 21時29分
庭のののはなもユニークなものも多いですね。
チガヤが群生して風に揺れて銀色に穂が輝いているようすはほんとうに綺麗ですね~♪
ママコノシリヌグイも以前名前を聞いたときはびっくりしました。
お花は可愛いのに…棘があったことでこんな名前が付けられてしまったのですね。。
一度聞いたら忘れられない名前ですね、たしかに。。
投稿: komichi | 2013年6月29日 (土) 22時22分
*komichiさん
この季節はムギ科の雑草が多いですねー、エノコログサに雀がよくじゃれているのを見ますが、良く実を見ると穀類のような実がついている・・これを食べていたんだー♪
ママコノシリヌグイ・・komichiさんがきれいに撮っておられたんですが、ウチの庭に見つけてびっくり、前から生えていたんでしょうに・・。。
投稿: 白いねこ | 2013年6月30日 (日) 10時56分