童話「100万回生きたねこ」と「スーホの白い馬」
動物ものは弱い・・
「100万回生きたねこ」
佐野洋子さんは2010年11月に亡くなられた。
現在、ドキュメント映画「100万回生きたねこ」公開中・・詳しくはこちら。
遺作となった「死ぬ気まんまん」も読んでみたい。
「スーホの白い馬」
「中国の北の方、モンゴルには、広い草原がひろがり、そこに住む人たちは、むかしから、ひつじや、牛や、馬などをかっていました。
このモンゴルには、馬頭琴という、がっきがあります。がっきのいちばん上が、馬の頭のかたちをしているので、ばとうきんというのです。けれど、どうしてこういう、がっきができたのでしょう?
それには、こんな話があるのです。」
と、いう文でこの童話ははじまる。
そして、この本は絵がすばらしい、色合いも・・。
両方とも、まっすぐな子供の視線で読んでも、年月とともにいろんな経験を積んだ大人の視線て読んでも心に何かが残る筈、いっとき、無心で童話の世界に入り込んでいた。。
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コメント
『100万回生きたねこ』、大すきです。
自分のために買った童話でした。
癌と宣告されて真っ赤な外車(ジャガー)を購入したり息子さんに「死ぬ気まんまん」と言われたがタイトルなどと雑誌では読んでいたのですが。
私も読もうと思いながらの、今日のです。--
投稿: うらら | 2013年5月11日 (土) 08時24分
*うららさん
本の内容を詳しく説明しょうと思ったんですが、拙い文章力では魅力が半減と思い表紙だけを・・。
佐野洋子さん、息子さんやその友達、周りの人に影響を与えていたんですねー・・それで、あの映画ができた・・強い人だなー。。
投稿: 白いねこ | 2013年5月11日 (土) 12時07分
「スーホの白い馬」はここ藤野に住む芳春さんという二胡奏者で歌手の人が弾き語りでよく聴いています~♪
聴くたびに毎回とっても切なくなるお話ですね。。
「100万回生きたねこ」の映画を観たいなぁ~と思っています。
投稿: komichi | 2013年5月11日 (土) 21時49分
*komichiさん
二胡の調べにのっての弾き語り・・モンゴルの情景が浮かんできますねー。
「100万回生きたねこ」は上映が終了しているところが多いので、見れるといいですね、森山未來・満島ひかりでミュージカルもやったようです。。
投稿: 白いねこ | 2013年5月12日 (日) 02時26分
おはようございます。
2冊とも素敵な表紙ですね。偶然でしょうか、猫の手とスーホの手が似ていますね。スーホの白い馬は内容よく知ってますが・・
>動物ものは弱い
でもあえて読む白いねこさんは強いって思います。
私、避けてます。・・・
投稿: bluerobin2 | 2013年5月12日 (日) 08時07分
*bluerobin2さん
アッ、ほんとだ、手が同じ!!
愛しいものを抱えると、こんな感じになるんでしょうかねー。
亡き父が「年を取ると殺生ができなくなった」と言って魚を捌かなくなったことを思い出しました。。
投稿: 白いねこ | 2013年5月12日 (日) 11時19分