4月の雑草・・その2
雑草我が意を得たりと生育中・・・
タネツケ花、頂きに白い小さな花を咲かせ、その下に細い鞘のようなものが幾つか・・葉の形が少し変わっている。越年性一年草、花期3~6月。
タチイヌノフグリ、とっても小さく空色の可愛い花を咲かす・・オオイヌノフグリより花は小さく茎が直立して立ち上がる。越年性一年草、花期3~5月。
キュウリソウ、これもよくよく見ないと花が小さくて見過ごしてしまう。
斜めに伸びた茎のところどころに蕾をつけ、頂きにいくつかまとまって花を咲かす。越年性一年草、花期3~6月。
オランダミミナグサ、ミミナグサとは耳菜草の意で対生する葉を耳に例えたらしい・・全体の感じがハコベに似ている。
花が開いたところはあまり見られない。越年性一年草、花期4~5月。
ヤエムグラの花、「4月の雑草その1」の時はまだ花が付いていなかった・・良く見ないと花には見えないほど小さい。越年性一年草、花期5~6月。
タンポポ、日本タンポポだと思うんだけど・・総苞外片が直立、反り返るのが西洋タンポポの特徴らしい。
タンポポの黄色は優しい色だなあー。多年草、花期3~10月。
オニタビラコ、春の七草のほとけのざ(紫の花をつけるほとけのざとは別物)と呼ばれるタビラコとは別属、 「田平子」の意で葉が田に平たく張り付くように茂ることから付けられたようだ一年草、花期5~10月。
カタバミ、閉じた葉が欠けているように見えることからこの名が・・葉が3個つき昼間は開き、夜は閉じ、花も同様に睡眠活動をする。
とにかく、繁殖力が強い・・横に拡がり高さはないので、とることは諦め・・ウチの庭のあいているところにはこの草がはびこっている。多年草、花期5~8月。
スズメノカタビラと思っていたが、スズメノカタビラは草丈が10~15㌢なので、40~50㌢はあるのでカラスノカタビラのようだ。
まばらな花穂を、単衣の着物、帷子に模して付けられたようだ。越年性一年草、花期3~11月。
季節ごとに雑草も違う、春夏秋冬の雑草も味わい深い。
<追記>
「一年生雑草」
毎年新しい種子により発芽し、生長する雑草。
春に発芽して秋に枯れる雑草と、秋に発芽して越冬し、春から夏に枯れる越年生の一年生雑草がある。
【例】オヒシバ、メヒシバ、スズメノカタビラ、ナズナ、ツユクサ、カヤツリグサ
「多年生雑草」
種子で発芽、生長し、地上部は一旦枯れますが地下部が生き残り、翌年になると、同じところからまた生えてくる宿根性の雑草。
多くの多年生雑草は種子で繁殖し、発芽し根をおろすことで宿根草となりますが、なかには地下茎が伸びて繁殖するものもあります。
【例】スギナ、シロツメクサ、タンポポ、ハマスゲ、ワラビ、クズ、ヤブカラシ、セイタカアワダチソウ、チガヤ、ススキ
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庭の古木の藤が咲いたーー。
こうやって見ると背が高いようですが、池にぎりぎりに咲いているので、大きな鉢植えの様な感じです。
なんとか生き返ってくれた。。
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