クレイジー・ハート
「フィッシャー・キング」「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジスが、落ちぶれたカントリー歌手を熱演し絶賛された音楽人生ドラマ。酒で身を持ち崩した初老ミュージシャンが、一人のシングルマザーとの出会いをきっかけに再起を図る姿を哀愁あふれるタッチで綴る。監督は俳優としても活躍するスコット・クーパー。かつては一世を風靡したカントリー歌手、バッド・ブレイク。57歳の今はすっかり落ちぶれて、孤独なドサ回りをしながら酒浸りの日々。そんなある日、地方紙の女性記者、ジーンと出会い惹かれ合う。しかし、離婚の痛手を抱え、4歳の息子と2人暮らしのジーンは、関係を深めることに躊躇いをみせる。
- 出演:マギー・ギレンホール、ジェフ・ブリッジズ、ロバート・デュバル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル、ポール・ハーマン、リック・ダイアル
- 映画賞:
- 2009年 アカデミー賞
【主演男優賞】 ジェフ・ブリッジス 【歌曲賞】 ライアン・ビンガム 【歌曲賞】 T=ボーン・バーネット - 2009年 ゴールデン・グローブ
【男優賞(ドラマ)】 ジェフ・ブリッジス 【歌曲賞】 T=ボーン・バーネット 【歌曲賞】 ライアン・ビンガム - 2009年 LA批評家協会賞
【男優賞】 ジェフ・ブリッジス 【音楽賞】 T=ボーン・バーネット 【音楽賞】 スティーヴン・ブルトン
<TSUTAYA より>
この映画、2009年の主だった賞、総なめだったんですねー、確かに丁寧に作られている。
何か懐かしいなあ・・この手の映画、少し前はたくさん作られていたのに、最近はとんとお目にかかれない。
ジェフ・ブリッジスがいい味だしている、一世を風靡したが今はすっかり落ちぶれたドサ回りのカントリー歌手をみごとに演じている。やさぐれ感がにじみ出ている。
そんな彼が女性と出会い、遅まきながら人生の立て直しを図るが、長年しみついた生活の癖はなかなかとれるものではない・・・
これではいけないと七転び八起きしたんでしょうねー、若い頃一世を風靡しただけに、悲哀感が滲む・・・この演技が評価されたんでしょう、こういう映画、私もこの年齢だからこそ共感するんでしょうねー。
ジェフ・ブリッジス、こういう役をするようになったんですね、ミシェル・ファイファーとボー・ブリッジズ兄弟共演の「恋の行方」という映画が記憶に残っている。お父さんはあの有名なロイド・ブリッジス、俳優一家。
マギー・ギレンホール、有名な女優さんなんでしょうが知らなかった・・決して美人ではないが、とても魅力的な女優、ロバート・デュバル、コリン・ファレルはいうまでもない・・脇をガッチリ固め、魅力的な演技で作品に重みを加えた。
評価:★★★★☆
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コメント
この映画のこと、知りませんでした。
機会があったら観たいと思いました~♪
投稿: komichi | 2013年1月12日 (土) 22時33分
*komichiさん
この俳優、好きなタイプではないんですが、若い頃から見てきている同年代の俳優が歳を重ねて現れると、何か感慨深いものがあります。
アッ、私もこの位置なんだと・・・。
ちょっとドキュメント風のつくりで、音楽もよかったですyo。
投稿: 白いねこ | 2013年1月13日 (日) 11時04分