夕日が背中をおしてくる
台所ではいつもラジオ。
HFMに合わしている。
誰かが詩を読んでいる。
手を止めて、聞き入る・・・幼い頃にタイムスリップしたような感覚に襲われる。
明日という日は必ず、誰にでも来るとシンプルに思っていたあの頃に・・・。
阪田寛夫さんの詩、「夕日が背中をおしてくる」
夕日が背中を 押してくる
まっかな腕で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな
夕日が背中を 押してくる
そんなに押すな あわてるな
くるりふりむき 太陽に
ぼくらも負けず どなるんだ
さよなら さよなら
さよなら 太陽
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな
夕日が背中を 押してくる
でっかい腕で 押してくる
握手しようか わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら
さよなら きょうの日
すてきな いい日だね
さよならあしたの朝 またあおう
さよなら きょうの日
さようなら
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コメント
いい詩ですね!
手を止めて聞き入るという気持ちよくわかります。
FM東京
懐かしい!関東にいる頃には毎日のように聞いていたのに・・・・
最近はNHKのFMばかり。きっとだめと決め込んで試みてもいないFM東京です。ちょっとステレオいじってみましょ。
投稿: bluerobin2 | 2012年12月 4日 (火) 18時14分
*bluerobin2さん
言われて気づきました。
FMといったら東京とインプットされていたので、手がうごいてしまいました。
広島FMです・・でも、入るかな・・無理でしょうねー。
この詩は聞いたことがなかったんですが童謡で、作曲は山本直純さんです。。
投稿: 白いねこ | 2012年12月 4日 (火) 21時20分