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山中氏、ノーベル賞受賞

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山中伸弥京都大教授、ノーベル医学生理学賞を受賞。

ビックリした、思っていたより早かったし、現在進行形の研究に対してなので・・・。
初めてiPS細胞の名前を目にしたのが2008年の2月頃、SFを通り越して「神の領域」まで踏み込む研究、成功すれば夢物語・・・なので、それ以来新聞の切り抜きを保存していた。

2008年の中国新聞に載っていた記事、今はここに書いてある状況より大分進んでいるが、解りやすい記事なので少し拝借してup。。

 生物はたくさんの細胞からできています。細菌の様に一つの細胞なのは例外です。
私たち人間も約60兆個もの細胞からなります。人を含め動物は、受精卵という一個の細胞から始まり、頭や顔、手足などの体が形作られてくるのです。
 木の幹から枝や葉や花が出てくるように、細胞が変化して生物のいろんな形を作ります。もとになる細胞を「幹細胞」と呼びます。
 ここ数か月、この幹細胞が世界中で話題になっています。京都大学の山中伸弥教授が大人の皮膚の細胞から初めて作った新しい万能細胞のことです。ネズミの実験をもとに、人でも成功したのです。「iPS細胞」と名付けて、2007年11月に発表しました。
 皮膚になってしまった細胞は元の幹細胞に戻れない。これが生物学の常識でした。常識が崩れて、みんなびっくりしました。
 幹細胞の中では、これまで受精卵そっくりのES細胞が研究されてきました。これも万能細胞です。ES細胞の研究は必要ですが、人の命の元になる大事な受精卵を壊して作るため、強い反対があります。山中教授の新しい万能細胞は受精卵を壊さずに作れるので、喜ばれています。
 万能細胞から心臓や神経などになる細胞集団を作ることができます。将来はこの細胞集団を病気の人に移して、治療に使えると期待されています。医者でもある山中教授もそれを狙っています。世界中で研究ブームが起きて、競争になっています。
 治療に使うには、安全や効果を確かめなければなりません。長い年月がかかります。しかし、皆さんが大人になる頃には、治療に役立つのではないでしょうか。

この記事から約4年のスピード受賞はこの研究が世界の基礎医学に与えた衝撃の大きさを物語っている。

一方、世界の取り組みも急ピッチで進む。山中教授は先駆けてマウスのiPS細胞作りを成功させた際に、他の動物にも共通する基本部分は特許出願で押さえてあるという。

そして、現在のいろいろな状況をジグソーパズルに例えた。「基礎研究や特許、倫理、産学連携など、様々なピースの一つが欠けても新しい医学は完成しない」・・・。





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コメント

いろいろとよく御存じですね!

山中氏の研究内容や急ピッチで進む新しい医学が各ピースによっても成り立っていること。
ぼんやりでしたが、詳しくわかって「ありがとう」です~。

投稿: うらら | 2012年10月15日 (月) 00時06分

*うららさん
治療に不可欠な技術を企業などが特許で押さえると、医療費が高額になる恐れがあります。
山中教授はその辺のことも対処しようとしている・・・目線が患者に向いている・・・そこがすごいと思うのです。。

投稿: 白いねこ | 2012年10月15日 (月) 01時39分

こんにちは
いつもよく新聞や本を読んでおられるんだなあと感心いたします。
対象となった研究について、ほとんど無知と言ってもいい私ですが、国内で、基礎研究にはなかなか理解を得られないといった現状において、優秀な頭脳が海外流出する中にあって、今回の受賞は嬉しいですね。

投稿: bluerobin2 | 2012年10月17日 (水) 17時24分

*bluerobin2さん
私の情報源は新聞とラジオ、いいなと思った事や、気になった記事をそのまま頂いてupしているので恐縮です・・・。
今回の山中教授にはビックリです、研究の他にマラソン、柔道、水泳、さらにバンド等、これからこういうタイプの学者がふえるのでしょうね~

投稿: 白いねこ | 2012年10月17日 (水) 20時45分

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