冬の小鳥
『オアシス』のイ・チャンドン監督がプロデュースした、ウニー・ルコント監督のデビュー作。父に捨てられて養護施設に入った9歳のジニ。自分が孤児になったことを認めたくない彼女は反抗を繰り返すが、いつしか年上のスッキを親友として慕い始め…。
出演:キム・セロン
うーん、やはり、動物と子供が主役の映画は私には無理と思いながら見ていたが、途中から否、この映画はその系統ではないと、どちらかというと“ドキュメント”に近いなと・・・。
あちこちで高評価、子役の演技力に対して素晴らしいと、確かに子供としての“素”は素晴らしいものを持っているnaと・・・but演技ということになると?が付く。
日本の子役のような演技を要求しなかった監督の勝利とみる。
全般的にヨーロッパ的な雰囲気、“禁じられた遊び”を彷彿とさせる場面と絶望のあまり自分を鳥の死体のように埋めるジニ、それを見つめる聖母マリア像、見返すジニ・・・この場面がこの映画のテーマなのだろう・・・このあと、チョット変化したジニが見られる。。。
邦題の“冬の小鳥”より原題の“旅行者”の方が理解できる。。。
父親役の俳優、意識的に顔をみせず、見れたのはワンカットのみ・・・butこの俳優よく見かける主役級の俳優(名前は分からないが)、この采配が心憎い。。。
評価:★★★☆☆
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