ハウスメイド
韓国映画史上に残るカルト的傑作と呼び声の高い1960年のキム・ギヨン監督作「下女」を、「シークレット・サンシャイン」のチョン・ドヨン主演でリメイクした官能サスペンス。一人の無垢な新人メイドの登場によって大邸宅に暮らす上流階級の一家が崩壊していくさまを描く。監督は「浮気な家族」のイム・サンス。上流階級の豪邸でメイドとして働くことになったウニ。先輩メイドのビョンシクの厳しい指導の下、家事全般に加え、双子を妊娠中の妻ヘラと6歳になる娘ナミの世話を懸命にこなしていく。そんなある日、主人のフンに求められるままに関係を持ってしまい、ほどなく彼の子を身ごもるウニ。そんな彼女の異変をいち早く察知するビョンシクだったが…。
- 出演:チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ソウ、ユン・ヨジョン
予告編を見て面白そうと思ってレンタルしたが、予告以上のものは得られなかった。
イム・サンス監督が「現代韓国の階級問題を正面から描きたかった」と言ったらしい。
階級問題とは人権問題ということか、使用人は人間扱いされない、これはいつの時代も変わらないということなのか。
新人のメイドが入って騒動が起き、雇い主の理不尽な扱いに今まで積もり積もっていたものが壊れ、お屋敷を後にするベテランのメイド、新人のメイドは命を・・・。
ご主人側は一家崩壊すると思いきや・・・生き残るには・・・無神経でないと・・・階級問題は何処に・・・!!
主役のチョン・ドヨン、初めて見たが韓国では有名な人らしい、平凡な容貌だが演技が自然体。イ・ジョンジェ、確か“エア・シティ”に出ていたがあまり記憶に残っていない、今回も・・・。ユン・ヨジョン、ベテランメイドの立ち居振る舞いがすばらしかった、家事全般をパーフェクトにこなす所作だけが記憶に残った。
評価:★★★☆☆
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