10月の庭-'09
いつもこの時期になると、キッチリと約束とおりの香りとともにオレンジのかわいい花を見せてくれる金木犀。
“今年もまた会えたね”と、そんな気持ちにさせてくれる木だ。
遠くからはわからないが、丈夫な木の割には花は可憐ではかなげだ。
もみじのプロペラ。
これで、種子をなるべく遠くに運ぶ。
ここにも、種の保存の形態が。自然の摂理を感じる時だ。
ハゼの木がだんだん色づいてきた。
ハゼの木だと思うのだが、ウルシかもしれない。
この木の紅葉は目をうばうものがある。もみじの色とも違うし、深く鮮やかな朱の色は、柿の実の色と共に私の足を立ち止まらせる。
南天の実がすずなりに!
この木もとっても丈夫。剪定をしても、しても、下から芽を出してくる。
今年のお正月用にと、強い剪定をしなかったのでりっぱに成長中。
備前の大鉢に生けてみよう。
上から見ると、なんだろうと思うが、これは玉スダレの花。
まるで、ヒナが口を開けて餌をほしがっているように見える。
お義母さんは、この花を“筆花草”と呼んでいたっけ。
“筆花草”のほうがこの花には
似合っていると思うんだけど。
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