« 3月の庭-'08 | トップページ | 春霞のような・・・ »

春は“おもむろ”に

一雨ごとに樹木がにおいたち、光り輝きが増す季節になった。

気が付くと、今まで冬枯れで枯山水状態だった庭のあちこちに、さっそく丈夫な雑草が根を張り、陣地を広げてきている。

朝夕はまだまだ寒く、春は、三寒四温を繰り返し、足踏みをしながら近づいてくる。

春は“徐(おもむろ)”にやってくると聞いたことがある。“おもむろに”とは、「ゆっくり」という意味のほかに、「物静かに」という意味があり、人知れず、ひっそりと訪れるという事だ。

冬の寒さをこらえ、春を待ちわびる人にとって、ゆっくり、少しずつ春の気配を出しながら訪れる演出は心憎いばかりである。

そして、桜のおでましで、「まってました!」とばかり宴が始まるのである。

|

« 3月の庭-'08 | トップページ | 春霞のような・・・ »

歳時記」カテゴリの記事