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いきもの変動-アイナメの受難

1月28日の中国新聞の“いきもの変動”という記事を読んだ。

瀬戸内海は波も穏やかであまり荒れることがない。それ故、海も湾の水温も平均していると思っていた。だが、水深の浅い広島湾は冬場、外気温の低下などで水温が8、9度まで下がるらしい。比較的暖かい海域を好む魚には住みづらい海だったらしい。

ところが、瀬戸内海の暖水化と足並みをあわせるかのように、広島湾も水温10度を下回る日数が減ってきており、その為か、今まで広島湾には「いない魚」とされてきたホシササノハベラに、産卵期の冬場、広島湾中央で命をはぐくんできたアイナメの営みが脅かされているという。

水産総合研究センター瀬戸内海水産研究所員は「魚たちが告げている異変の要因を探っていかないといけない」、暖海魚の北進がもたらす水産業や生態系への影響、有毒魚による人的被害を懸念しているという。。

陸地の変動がいきものの変動に影響を及ぼしているのだろうか?

おりしも、瀬戸内海とは距離があるが鹿児島県西之表市沖の馬毛島のほぼ全域を所有する会社が、岩国基地移転予定の空母艦載機部隊が実施する夜間離着陸訓練(NLP)などの恒常的な施設をめぐり、誘致に動いているという。

日本各地で環境への影響を度外視した動きがでている。海に囲まれたこの島国の将来はどうなるのだろうか。

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